東北地方太平洋沖地震 津波被災地ボランティアレポート
« 宮城県塩釜市にて 2011年5月30日~6月6日 »

10. 最後に

被災地に行ったことで、いろいろなことが私の中で少しずつ動き出しました。被災地で出会ったすべての方、カリタス・ジャパンのスタッフの皆さま、一緒に活動をした仲間たちとの貴重な出会い、被災地用の支援物資、寝袋や手動懐中電灯などを提供してくれた日仏の友人たち、そして心配する義両親を説得しつつ、被災地に行くことを提案してくれた夫にも心から深く感謝しています。

自然との共生とは何か、人とのつながりとは何か、私は今、真剣に考えています。
フランスに住みながら日本にできることは何か?
 同じく原発大国であるフランスで私と夫にできることは何か?
 「もっともっと」という人間の果てしない欲望・エゴの象徴である原発をなくすために、私たちはもっと謙虚に生きるべきではないのか?
 富める者が貧しいものから搾取しないと成り立たないこの世界はもうとっくに限界に来ているのではないか?
 これらのことを日々自問し続ける毎日です。

以上、冗長なところも多々あったかと思いますが、ここまで読んでくださった方には心からお礼を申し上げます。もし何かご意見・質問などございましたらいつでもご連絡をください。ありがとうございました。

なお、掲載した写真はブラザーからいただいたものです。このほか、カリタス・ジャパンが各活動地域の様子をブログや写真で紹介しています。また、私たちが活動に入る少し前に、同じくカリタス・ジャパンを通してボランティアに参加したフランス人ジャーナリストが撮った写真もあります。よろしければ下記サイトも併せてご覧ください。

私たちで撮った写真がなくて申し訳ありませんが、私も夫もカメラを持ってはいたものの、現場で写真を撮る気持ちには、どうしてもなれなかったことを最後に記して終わりにしたいと思います。

平成23年7月30日
荒木麻美、パリにて
 

東北地方太平洋沖地震 津波被災地ボランティアレポート
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への7件のコメント

  1. 粟田御鈴 より:

    体験談の記事の次が待ち遠しいです!

  2. 粟田御鈴 より:

    野々島での活動の様子が眼の辺りに見えるような記述に引き込まれながら読ませて頂きました。写真もいいですね。
    体験談がなぜこんなに細切れになってしまったのか、読む側としてはちょっと残念です。
    全文が掲載されるまで待ってから最後に纏めて読む方が、連載としてよりも印象に残る気がします。

    • Kyo ICHIDA より:

      粟田さま
      貴重なご意見をどうもありがとうございました。
      荒木さんご夫妻のレポートは8日間の現地でのボランティア活動と前後の経緯・心情が綴られています。
      長文を分割する必要があったのはもちろんですが、なるべくレポートの時間軸に沿って掲載したい意図がありました。と申しますのは、ご存知の通り復興は一気に進めたくとも実際には非常に時間がかかり、また特に海外では始めはニュース等で大きく取り上げられても、やがて忘れられてしまいがちです。
      少しずつしか進むことができないけれども、継続的に思い出していただければ、という試みで連載の形を採らせていただきました。
      このレポートは連載終了後も永く掲載し続けますので、また是非まとめてお読み頂ければ幸いです。
      本当にどうもありがとうございます。

  3. 竹村友美 より:

    こんにちは。麻美さんの体験談を拝見させていただきました。私は今現在アメリカに住んでいます。今回コメントさせていただいたのは、今度大きなペーパーを書くのですが、その際の私のペーパーの主題が東北地方太平洋沖地震です。ペーパーをサポートするために経験者の方にメールで何問か質問をさせていただきメールを通じてインタビューをさせていただけたらと思います。
    もしお時間があれば、Eメールという形になりますがご協力お願いいたします。

  4. 竹村友美 より:

    何度もすいません。Eメールじゃなくても大丈夫です。
    質問は、
    1、地震が起こった時の人々、政府の対応。
    2、地震が起こった後の人々、政府の対応。
    3、現地に行った時に身を以て感じた深刻な問題。
    4、国単位で被災者の方々や問題解決のためにすべきこと。
    5、個人個人で被災者の方々や問題解決のためにできること。
    少しお時間取られますが、お願いいたします。

  5. 北村 幸子 より:

    これから、寒くなりますから、毛布、布団をたくさん用意してください。そして、何日に地震がおきたら、家計簿に地震おきた、時間と震度を書いておくこと。そして、2階にも、すぐに逃げられるように、非常階段をつけておくこと、非常口を作ってください。

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