フランス国立図書館主催 日仏女性劇団セラフ “La Vague” – 波 チャリティー演劇公演

La Vague BnF“L’océan dans la rizière”
『波』— 蒼佑、17歳のあの日からの物語より

リシャール・コラス著
松本百合子翻訳

日程:2015年3月14日(土)
著者講演会 16h30 より フランス国立図書館 プチオーディトリアムにて
演劇公演 17h30 より フランス国立図書館 グランドオーディトリアムにて

会場:フランス国立図書館 フランソワ・ミッテラン館
Quai François Mauriac, 75013 Paris

主催:フランス国立図書館
制作:日仏女性劇団セラフ
協賛:ジャポネード
入場無料:(任意による寄付)
皆様からご協力戴きます募金は全て気仙沼地区のジュニアジャズオーケストラ『スウィングドルフィンズ』に送られます。

BnF   日仏女性劇団 ラ・カンパニー・セラフ   JAPONAIDE

réservation uniquement pour la représentation
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【シノプシス】

2011年 3月 11日-『波』- それは、蒼佑のすべてを奪っていった。家族も、初恋も、ふるさとも。
『過去』を失ったものにも『未来』はあるのか? そして、人の絆とは?
明日を創る踏み台、積み重ねて来た昨日までの全てが突如消えてしまった。消えた過去、失われた愛する者達、見えない未来。
その時、人はどうするのか? 何を考えるのか? どう生きるのか?

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【公演の目的】

当公演を通じて、2011年に東北で起きた津波災害の規模の大きさ、傷の深さを表現しながら、決して忘れてはならないことへの意義を強調し、災害に瀕した際に生まれた絆、人間愛の素晴らしさ、相互協力の尊さを伝えたいと存じます。そして、明るい未来への願いをこの作品に込めたいと存じます。当企画は、ボランティアを中心として皆様の御協力を戴きまして成り立っております。どうぞ御高配の程宜しく願い致します。そして、皆様のご支援に感謝申し上げます。

【リシャール コラス プロフィール】

1953年、フランス生まれ。少年時代をモロッコで過ごす。 ’75年パリ大学東洋語学学部卒業。’95年ハーバード大学アドバンスト・シニア・マネジメント・プログラム修了。’75年より在日フランス大使館勤務。’85年よりシャネル株式会社勤務。’95年シャネル日本法人代表取締役社長就任。世界を飛び回る超多忙ビジネスマンでありながら、作家としても活躍。著書に『遥かなる航跡』(集英社インターナショナル)、『午後4時、東京で会いますか?』(Shan Sa 共著/ポプラ社)。’09年、フランスで出版された『SAYA』は、「みんなのための文化図書館賞」を受賞。’11年、日本語版『紗綾 SAYA』(ポプラ社)、短編集『旅人は死なない』(集英社)を出版。

【スウィングドルフィンズ】

*『スウィングドルフィンズ』は1993年に結成されたジュニアジャズ・オーケストラで、気仙沼地区の小学4年生から中学3年生までの団員で構成されています。
震災前より積極的に地域社会との関わりを深めていた『スウィングドルフィンズ』ですが、2013年3月11日の東日本大震災で団員と活動拠点である練習会場が被災し、2015年の現在もなお練習場所の確保が非常に難しく活動も縮小傾向にある状況です。

本公演『波』の原作”L’océan dans la rizière”には『スウィングドルフィンズ』をはじめ、実際の団体や人々がモデルとして登場します。
原作者のリシャール・コラス氏は震災直後から気仙沼、陸前高田、南三陸などをに何度も足を運び、その中で”L’océan dans la rizière”を著しました。

『スウィングドルフィンズ』の気仙沼地区を始めとする地域社会での演奏活動、定期演奏会の開催、仙台市でのジャズフェスティバルの参加などを通し、気仙沼地区のより一層の文化復興と発展につながるよう、皆様のご支持・ご支援をよろしくお願い致します。

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