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Support Our Kidsを迎えて 2015

東日本大震災被災児童の自立を支援するSupport Our Kids(サポートアワーキッズ)のフランスホームステイプログラムに参加した東北の中高生10人が6月17日に帰国しました。
2週間に渡るフランスでの滞在を終えたメンバーたちは在日フランス大使館を訪問し、2015年のフランスプログラムの総括が行われました。

2013年に実施された第1回フランスプログラムから、ジャポネードではフランスでのプログラムの一部を企画しています。
Support Our Kids - Lycée Racine今年はパリ9区にあるラシーヌ高等学校にて、日本語の授業を受けている約60名の高校生たちとサポートアワーキッズによる交流会を行いました。
※ラシーヌ高等学校は、自分が通う高校で選択できない言語を、別の高校で第2・第3外国語として週1回受講でき、単位として認められるシステムLIE(Langues Inter-Etablissements=学校間言語)で、唯一日本語を採用しているパリ市内の公立高校です。

10名のサポートアワーキッズ参加者たちによる東北での震災・復興の様子の発表、またフランスからの支援に感謝を述べると、あたたかく大きな拍手がおこりました。
Support Our Kids - Lycée Racine約1時間の発表の後、とても気持ちよく晴れた午後だったので、校舎の中庭で交流会が開かれました。
ラシーヌ高校の生徒たちが各々準備したケーキやマカロンを手に、折り紙や習字を通して楽しく会話が弾んでいました。
Support Our Kids - Lycée Racine今年度の滞在を通じてサポートアワーキッズが掲げた目標は「レッツ・プレイ・キャッチ」。日本語、フランス語、英語のレベルはそれぞれでも「コミュニケーションは、キャッチボールのようなもの」とそれぞれが自覚した彼らの背中は、ひとりひとりが大使としての役割を立派に担っているように感銘をうけたものでした。

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