西日本豪雨チャリティーコンサート

フランス革命以降、文化が神様や王様に捧げられる為だけではなく市民のものになった時、美しさや悲しみの中で沸き起こる感情の中に、「共有」「共感」だけでなく「連帯感」というものが加わったのではないかと思うのです。solidarité(連帯)―有事の際にフランスでよく耳にする言葉です。

去る9月2日、新年度がスタートする前日の日曜日、パリ在住の日本人音楽家によるチャリティーコンサートが開かれました。発起人はフルーティストの近藤智子さん。西日本豪雨の被災地である広島県のご出身です。8月広島県呉市での慰問演奏に引き続き、今回は彼女の呼びかけにいち早く賛同されたというバリトン歌手グルダン・エイジロウさん、作曲家・ピアニストの岩本拓郎さんを加えての開催となりました。

会場の都合により、チャペルのドアを全開にしてのコンサートとなりました。すでに客席は満員でしたが、歴史的建造物が並ぶマレ地区の一角に響く音楽に道行く方も足を止め、「これはどういうコンサートなの?」と口々に聞かれます。西日本豪雨の状況を伝えると「コンサートを楽しめる時間はないけれど、募金だけでも」と、会に賛同してくださる方も少なくありませんでした。
この日集まった420.00ユーロの募金は、JAPONAIDEを通して坂町支援金に送られます。

最後に出演者の近藤智子さん、グルダン・エイジロウさん、岩本拓郎さん、そして会場である聖マリア教会カトリック信徒礼拝堂(Chapelle Sainte Marise Eglise Catholique et Apostolique de Paris)の神父様Père Georgesの多大なるご協力と、同日西日本豪雨被害のために捧げられたミサに心より御礼申し上げます。

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