エタンプ市 震災チャリティーコンサート

6月11日、パリから車で1時間ほど行ったETAMPESという小さな街で『CONCERT SOLIDARITE JAPON』と題したチャリティーコンサートが開かれました。
これは、ETAMPES市に住んでおられる日本人女性の方が、今回の震災で被災された方々のために何かしたいと考え様々な人に声をかけられて実現されたものです。

今回コンサートが開催された場所は、市が運営しているTheatre d’Etampes。街の目抜き通りに前庭を介して建っているこの劇場は、小さいながらも三層バルコン席付きで立派な照明設備もあり手入れが行き届いた空間で、来ていただいた方々は充分に生の音楽を楽しめたのではないかと思います。

演奏者はソプラノ歌手の今村恵子さん、フルート奏者の金子由香利さん、そしてピアノ奏者の松島史緒さんでした。3人で演奏するG. Cacciniの『Ave Maria』に始まり、松島さんのピアノソロでは、チャイコフスキーの『くるみ割人形』、A. Scriabinの『Etude Op42』が演奏されました。
そして今度はピアノ伴奏によるフルート奏者の金子さんによってP. Taffanel『Fantaisie sur le Freishutz』および C.W. Gluckの『Ballet des Champs-Elysees』の演奏。
最後は、ピアノ伴奏によるソプラノ歌手今村さんによって、E.Satie『Je te veux』(F. Poulenc『Les chemins de l’amour』、A. Dvorak『Air de Rusalka』、A. Catalani『Air de Wally』)など4曲が歌われ、最後のアンコールでは『浜辺の歌』が歌われました。

震災後に行われたチャリティーコンサートでは何度もソプラノ歌手による民謡を聞く機会がありましたが、ソプラノという東洋とは異なる文化の発声法を用いながらも、そこに日本の歌詞が載せて歌われるとなんの違和感もなくスッと自然に入り込んできて心を強く揺さぶられます。そして、なぜかそこにいるフランスの人も同じことを感じているのではないか、と感じる瞬間があります。今回の『浜辺の歌』を聴いていたときも、同じ感覚にとらわれました。

多くの方々に来ていただいて集まった募金額は920.80ユーロです。
集まった寄付金は在仏日本大使館を通じ日本赤十字社に全額寄付されます。
ご来場くださった皆様、出演者ならびに主催者の皆様、
どうもありがとうございました。

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エタンプ市 震災チャリティーコンサート への1件のコメント

  1. 坂根政幸 より:

    ソプラノ歌手の今村恵子さん

    に久しぶりに会ってみたいですね。

    昔の友達で、連絡がとれないので、、、、。

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