石巻日日新聞(いしのまき・ひびしんぶん)・壁新聞展
併示:エリック・リシュタイナー撮影ドキュメンタリー写真
会 場 : 国立ギメ東洋美術館・別館パンテオン・ブディック、ボアゼの間
住 所 : 19 Avenue d’Iena 75016 Paris (地下鉄9番線、Iéna駅)
開催期間 : 2012年3月10日〜4月15日 火曜日を除く毎日
時 間 : 10時〜17時30分
入場無料
www.guimet.fr
www.expoishinomaki.com
日本を襲った震災から1年を迎えようとするこの3月、ギメ東洋美術館にて、
3,000人以上の住民の命を失った石巻市を代表する地方紙、石巻日日新聞により震災直後に作成された手書き壁新聞をヨーロッパで始めて公開・展示します。
また併せて、この小さな新聞社の記者たちかとのような状況の中て任務を果たしたのかをより明確に伝えるため、 在日フランス人写真家が捉えた当時の石巻市のドキュメンタリー写真を展示します。
【壁新聞作成の背景】
3月11日のマグニチュード9の地震の直後、石巻日日新聞社も大津波の被害を受け、輪転機の使用も不可能な 状態に陥りました。しかしながら、記者たちは自らが被災しなからも情報の媒介者であるという立場を貫き、スタッフ全員が連日集結して手書き壁新聞を作成。そして最新の確かな情報を市民に伝えるために、 避難所や被害か少なかった地域に貼り出しました。 その後、この石巻日日新聞の決断と行動は日本中に知れ渡り、非常時における報道のあり方について論議を巻き起こしました。
【壁新聞のその後】
・2011年5月:ワシントンのニュース・ジャーナリズム博物館ニュージアムに展示、永久保存
・2011年9月:国際新聞社編集者協会より特別褒償受賞
・2011年10月:菊池寛賞受賞
主 催 : フランス国立ギメ東洋美術館
共 催 : ズーム・ジャポン / エスパス・ジャポン
協 賛 : クリストフ・モンテロ (コワファースト・パリ・プライベートサロン・マレ)
国際ロータリークラブ・ストラスブール南部
協 力 : 石巻日日新聞社 / 欧州ヤマト運輸 / KIRIN / FOODEX / MAGENTA COLOR CYZARO / JAPONAIDE / パリの日本語新聞オヴニー / うの=ノレ・ゆきえ / 佐伯=カルバルデュール・正子