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原発事故は有事

北上リグ

フランスの国家的記念日である7月14日の革命記念日、別名パリ祭。日本では盛大なレセプションをフランス大使館で行うことを常としてきたが、今年はその慣例を破って、福島県の郡山市で行われた。これだけでも前代未聞なのに、さらにこの日、フランスの文化大臣が来日した。革命記念日には全閣僚が大統領とともに軍事パレードを閲覧し、レセプションに臨むのが伝統だが、この日に大臣が欠席するのはまったく異例のことだ。

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グランパレにてジャポネード缶バッジ等のグッズを限定販売いたします

いよいよ明日から始まるヨーロッパ文化遺産の日『DYNAMO-FUKUSHIMA / ディナモ・フクシマ』。
このイベントでは会場であるグラン・パレの規約により募金活動は行いませんが、寄付のための物品販売をいたします。
ジャポネードでは初のオリジナル・グッズとなるジャポネード缶バッジを製作しました。
元々は活動経費を捻出するために企画していたものですが、今回経費を除いた全収益金を福島の子ども達にリンゴを送るプロジェクトを進めている「りんご野」に寄付いたします。

会場内のRMNショップにて1個2€でお求めになれます。
限定500個ですので品切れの際はご容赦ください。

この他、りんご野バッジや福島の子供たちが描いた絵のポストカード等を販売いたしますので、何卒宜しくお願いいたします。

主催 : フランス国立美術館連合―グラン・パレ
後援 : フランス文化・コミュニケーション省、 在フランス日本大使館 / パリ市協賛
会場 : グラン・パレ ラ・ネフ本堂 (Grand Plais La Nef)
Avenue Winston Churchill 75008 Paris (正面入口)
会館時間 : 9月17日 (土) 10時〜翌朝1時、18日 (日) 10時〜17時
最寄り駅 : パリ地下鉄 1, 9, 13番線 : Champs-Élysées Clémenceau または Franklin D. Roosevelt

http://www.rmn.fr/francais/les-musees-et-leurs-expositions/grand-palais-nef-522/expositions-523/journees-europeennes-du-patrimoine / http://www.dynamo-fukushima.org

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[video] Ensemble Notre Prière: 室内楽コンサート

2011年6月18・19日、パリのギャラリー・ヴィヴィエンヌに於けるJAPONAIDEの初の主催チャリティ・イベント「SOLIDARITÉ JAPON À LA GALERIE VIVIENNE」の模様です。義援金総額4689.19€は日本大使館を通して日本赤十字社に送られました。

Ensemble Notre Prière
新倉明香 (ソプラノ)
藤谷亜希 (フルート)
佐々木郷子 (フルート)
髙橋由起 (フルート)
市瀬詩子 (ヴァイオリン)

GALERIE VIVIENNE http://www.galerie-vivienne.com/

SET LIST
01 海
02 揺籃の歌
03 シャボン玉
04 大きな古時計
05 蛍来い
06 浜辺の歌
07 宵待草
08 故郷

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DYNAMO-FUKUSHIMA / ディナモ・フクシマ

ヨーロッパ文化遺産の日
遺産の旅

2011年9月17日(土)〜18日(日) – グラン・パレ ラ・ネフ(本堂)

ヤン・トマ & ウエスト・ルミエール
DYNAMO-FUKUSHIMA / ディナモ・フクシマ

9月17日、18日の「旅」をテーマとした第28回ヨーロッパ文化遺産の日、グラン・パレはの本堂の一般開放を行います。この2日間にあわせ、1900年に鉄とガラスで建設された他に類を見ない建築を誇るグラン・パレは、22000m²に及ぶヨーロッパ最大のガラス屋根を持つ本堂の中で、フランス人現代アーティスト、ヤン・トマのオリジナリティー溢れるインスタレーション作品を発表します。作品は、子どもから大人まで年齢を問わず、どなたにでもご参加いただける体験型アートインスタレーション。来場者は会場に設置された発電機(dynamo)付きの自転車を漕ぎ、そのエネルギーで巨大な電球に光を灯し、自らのエネルギーでグラン・パレ本堂を照らし出すという、言わばこのイベントの主人公として迎えられます。
DYNAMO-FUKUSHIMA planコンセプトの発案者であるヤン・トマは、この作品を通して人々にエネルギーの生産と消費との新たな関わり方を体験してもらい、もしくはその「触媒」そのものになってもらえることを期待しています。また、このイベントは去る東日本大震災に襲われた福島を初めとする被災地域のみなさんへの支援も目的としております。日本の復興、被災者の方々の笑顔を願いながら漕がれるペダルの回転数は、パリから日本に送る心のエネルギーとして会場内に取り付けられたカウンター画面に数字として表示されます。グラン・パレ本堂は、エネルギーというものがまだ珍しく、照明が貴重だった時代に造られました。このような歴史を持つ会場で、一人一人の参加と参加者全員の団結によって作り出されるエネルギーを何よりも必要とするヤン・トマのアートインスタレーションは、来場者を「次世代の福島」への旅に(いざな)うこととなるでしょう。

このように、DYNAMO-FUKUSHIMAは、全ての人々に開かれたアートエネルギーの伝導者的役割を果たす芸術作品です。そして同時に、詩的で遊び心のある環境保全のための「持続可能な開発」への取り組みでもあります。2日間のイベント期間中、ボランティアガイドによる会場の案内がありますので、グランパレの歴史や建築、そしてインスタレーションについてお気軽に声をおかけください。
また、会場ではアートマガジン・Technikartの協力により、DYNAMO-FUKUSHIMAジャーナルも配布されます。(1万部限定)

9月17日、18日の2日間、連帯を尊び日本・福島を応援するグラン・パレにて皆様のお越しをお待ちしております。

主催 : フランス国立美術館連合―グラン・パレ
後援 : フランス文化・コミュニケーション省、 在フランス日本大使館 / パリ市協賛
会場 : グラン・パレ ラ・ネフ本堂 (Grand Plais La Nef)
Avenue Winston Churchill 75008 Paris (正面入口)
会館時間 : 9月17日 (土) 10時〜翌朝1時、18日 (日) 10時〜17時
最寄り駅 : パリ地下鉄 1, 9, 13番線 : Champs-Élysées Clémenceau駅またはFranklin D. Roosevelt駅
www.rmngp.fr / www.dynamo-fukushima.org

入場無料
会場利用の規則により募金箱は設置されませんが、バッジや福島の子供たちが描いた絵のポストカード等を販売いたします。これらの収益金は全額、JAPONAIDEを通して、福島の子ども達にリンゴを送るというプロジェクトを進めている「りんご野」に寄付されます。


  • Ministère de la Culture et de la Communication
  • RMN Grand Palais
  • Mairie de Paris
  • Ambassade du Japon en France
  • Ouest-lumiere
  • GDF SUEZ
  • Technikart
  • Shimano Elite
  • Takara Shuzo
  • Kirin
  • Université Paris 1 Panthéon-Sorbonne
  • Institut du Tout-Monde
  • ZOOM Japon
  • Espace Japon
  • Paris Komatchi
  • JAPONAIDE

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[video] 小坂忠: ゴスペル・コンサート

去る2011年7月27日、パリ・プロテスタント日本語教会で行われた小坂忠氏による日本のためのチャリティ・ゴスペルコンサートの模様です。集まった募金合計1079.06­ユーロは、東日本大震災救援キリスト者連絡会へ活動支援金として寄付されました。

SET LIST

  1. What A Wonderful World
  2. サヨナラCOLOR
  3. 機関車
  4. I Believe In You
  5. き・み・は・す・ば・ら・し・い
  6. 夢を聞かせて
  7. 勝利者
  8. Amazing Grace
  9. 君もそこにたのか
  10. 恵みの雨
  11. Sailing
  12. ありがとう

小坂忠 パリ・プロテスタント日本語キリスト教会

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東北地方太平洋沖地震 津波被災地ボランティアレポート #10

10. 最後に

被災地に行ったことで、いろいろなことが私の中で少しずつ動き出しました。被災地で出会ったすべての方、カリタス・ジャパンのスタッフの皆さま、一緒に活動をした仲間たちとの貴重な出会い、被災地用の支援物資、寝袋や手動懐中電灯などを提供してくれた日仏の友人たち、そして心配する義両親を説得しつつ、被災地に行くことを提案してくれた夫にも心から深く感謝しています。

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東北地方太平洋沖地震 津波被災地ボランティアレポート #9

9. フランスに戻って

ボランティアから東京に戻ってから、そしてフランスに戻ってからも、なかなか心身の疲れが取れませんでしたが、少しずつ回復する中で、このレポートを書きたいと思うようになりました。

というのも繰り返しになりますが、被災地支援は今後長期的に継続していかなくてはなりません。そのためには人的・物的・経済的援助が重要です。各方面からそのことは訴えられていますが、私のレポートもその小さな一端になればと思っていますし、そのために夫にもフランス語でレポートを書いてくれるようにお願いしました。フランス人である夫から見た今回の体験は、私とはまた違う視点からのものですから、もしできれば読んでいただけると幸いです。

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東北地方太平洋沖地震 津波被災地ボランティアレポート #8

8.ボランティアのあり方とは?

被災地ボランティアに入るにはさまざまな方法があり、個人で行って各地のボランティアセンターから仕事をもらう「自己完結型」と、私のように団体を通して活動する方法、そして最近増えているのは週末を使った、または観光名所や温泉入浴なども含めた「ボランティアツアー」です。このツアーはもしかすると一見安易に思われるかもしれませんが、今後長期的な継続を考えると、こうした行きやすさも大事だと思います。

というのもこうしたツアーは観光客の減ったホテルをベースとし、ボランティアをしつつ地元に少しでもお金を落とせるわけですし、ツアーでの経験をまた違う人に話すことで、震災を「過去のこと」にしない役目も果たせるとも思うからです。

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東北地方太平洋沖地震 津波被災地ボランティアレポート #7

ヘドロが乾燥した状態。風が吹くとこれが風に舞う。ヘドロの中には私たちの出した汚染物質が含まれている

7. 石巻市を訪ねて(6月6日、最終日)

塩釜に着いて8日目の月曜日の午後、私たちは東京に戻る予定だったので、また離島に行って作業する時間はありませんでした。その代わり、ブラザーが石巻のベースに届け物をしつつ、東京の教会の神父様を石巻市の視察に連れて行かれるということで、それに同行して私たちも石巻市を訪ねました。

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東北地方太平洋沖地震 津波被災地ボランティアレポート #6

6. 実際の活動について ―塩釜―(6月5日)

この日は日曜日で社会福祉協議会がお休み。そこで塩釜市のボランティアセンターを通して仕事をいただき、塩釜市内での作業となりました。

ボランティアセンターに行くのはこの日が初めてでした。センターは避難所の隣にあったのですが、センター内に積み上げられた援助物資の数々、避難所横で自転車を無料で直すコーナー、簡易喫茶室、キッズコーナーなどを見る限り、避難所の運営はスムーズに行われているようでした。私たちは避難所内に入る用事はなかったので、あえて中には入りませんでしたが、中で炊き出しやお湯だしなどの活動をされている人から様子を聞くと、やはり秩序正しく運営されているとのことでした。

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