Le Fil Rouge – the Red Thread – Pray for japan from Guillaume Aurousseau on Vimeo.
多国籍なアーティストの集まる“59Rivoli”には、親日家も多く、パフォーマンスと街頭募金に渾身のエネルギーで参加してくれました。
5月7日、人通りの多い土曜日の午後、Rue de Rivoliでの街頭募金。買い物客がほとんどでしたが、通りかかった人達にも、“音遊び”に参加してもらおう、一緒にエネルギーを生み出したい、というこころみは、ちゃんと伝達されていたように思います。コンサートというよりは、音を鳴らし、声を出し、輪になり、踊る。という原初的なところへと向かって行き、エネルギーはますます渦を巻いていきました。通りかかる人達も、何をしているのだろうと、興味を示していました。
反省点としては、東北沖震災の為の街頭募金だということが一見してわかるような工夫が必要だった、という点が挙げられます。世界中で次々と新たな諸問題が起きる中、裕福な国日本というイメージから、こういった街頭募金は難しいですが、それでも道行く人の中には日本に対して畏敬の念を抱く人もいたし、何かの形で貢献したいと思っている方が募金をする機会を得たという場合もありました。手作りの楽器はまた次の機会の為に取ってあります。
赤い糸 “運命は繋がっている” というコンセプトのパフォーマンスと同時に進行しているプロジェクトも機会をもうけて発表する予定です。
「心の支援」を路上での呼びかけにより人々に訴え、日本で起きたことを伝えるという、私達の初心に根付いたイベントでした。
募金箱に入った1ユーロ、10セント、1セントにはとても重みがありました。
Le Fil Rouge – The Red Thread – part II from Guillaume Aurousseau on Vimeo.