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佐渡裕氏指揮、スーパーキッズ・オーケストラによるノートルダム大聖堂での震災追悼の調べ
バッハ:管弦楽組曲第 3 番ニ長調 BWV1068 より 第 2 楽章《Air》(G 線上のアリア)
チャイコフスキー:弦楽セレナードより 第3楽章:エレジー、ラルゲット・エレジアーコ
見上げてごらん夜空の星を
被災地復興支援ミニリサイタルと現地近況報告会
住 所 : 17, rue St.Antoine, 75004 Paris
開催期間 : 2012年3月17日 (土)
時 間 : 17時30 ~ 19時00
入場無料(義援金にご協力宜しくお願い致します。)
義援金は東日本大震災救援キリスト者連絡会を通して現地に届けられます。
ラジオ・フランス合唱団のソリストとして、またシャンゼリゼ劇場でのフランス国立交響楽団との共演など、フランス国内外で高い評価を受け精力的に活動されているソプラノの伊藤愛さんと、特に近年は室内楽での演奏家としてフランス、日本でも人気を博している若手ピアニストのポール・モンターグさんによるデュオコンサート。
東日本大震災の現地近況報告を交え、お送りいたします。
プログラム
第一部
【復興ホヤ・ホタテ】三陸石巻金華ほや・帆立復興支援プロジェクトについての近況報告
その他
第二部
伊藤愛・ポール・モンターグ デュオコンサート
フランス歌曲を中心にお送りいたします
Élégie(哀歌)
Au pays où se fait la guerre(戦争中の国で)
:Henri DUPARC
La Pêche(漁)
:Reynoldo HAHN
その他
第三部
東日本大震災の現地近況報告
【第一部】
英語版映像「金華ホヤ支援」
英語版映像「Noah」
伊藤愛さんとPaul MONTAGさんのフランス歌曲リサイタル
【第二部】
先日現地を訪れたボランティアより、スライドを交えて報告いたします。
出演者プロフィール
伊藤愛(いとうまな)
東京に生まれ4歳からピアノとソルフェージュを学び始める。国立音楽大学声楽科卒業後、二期会オペラスタジオにて「フィガロの結婚」、ヴェルディ「リゴレット」のジルダ役、「ラ・ボエーム」のムゼッタ役等を務める。1991年イタリア、ミラノに留学し、アッリーゴ・ポーラ氏に師事する。その後パリ・エコール・ノルマルでエディット・セリーグ氏、パリ市立10区の音楽院でエリアーヌ・マンシェ氏に師事。パリ市立音楽院で審査員満場一致のマスター級一等賞を取得する。1996年末からラジオ・フランス国立放送合唱団に合格、正団員となる。また団員オーディションでしばしばソリストとして活躍している。更にドイツにてドイツ歌曲の研鑽をし高い評価を得る。フランス・ミュジークのステファーヌ・ゴルデに認められポール・モンターグとドビュッシーの稀な歌曲のリサイタルを録音している。モンターグとの共演で、オリビィエ・メシアン、フロラン・シュミット、アンリー・デュティーといった20世紀現代曲をしばしば演奏し、批評家からの高い評価を受ける。シャンゼリゼ劇 場に於けるフランス国立交響楽団の「ペール・ギュント」ではソリストとして出演した。
ポール・モンターグ
1982年生まれ。4歳からピアノを始め11歳でブーローニュの県立音楽院にて審査員満場一致の一等賞を取得した。13歳でパリ国立高等音楽院に入学を許されピアノと室内楽のリサイタル賞を得て卒業する。更にエコール・ノルマル音楽院にてクリスチャン・イヴァルディやシヤンタル・デビュシー氏に師事しコンセルティストのディプロムを取得する。幼い頃から欧州各地の著名な音楽祭に招かれ、パリのガボー、コルトー、モガドール等で演奏会を行っている。この数年定期的に日本に行き、マスター・クラスで日本人音楽学生の教鞭に当たり各地でリサイタルを行っている。現代曲にも情熱をかけ、創作の世界初演やフランス・ミュジークでの番組録音、日本のテレビなどでも演奏を披露し最近ではアルベール・ルッセルの歌曲全集の録音を終えている。
3月17日の被災地復興支援のミニ・リサイタルでは、デュパルクの「哀歌」、「戦争中の国で」やアーン作曲の「漁」、「平和」等フランス歌曲を中心に演奏する。
東日本復興支援チャリティー 現地近況報告とリサイタル
ソプラノ 伊藤愛 ピアノ ポール・モンターグ
主催:パリ・プロテスタント日本語キリスト教会
石巻日日新聞
石巻日日新聞(いしのまき・ひびしんぶん)・壁新聞展
併示:エリック・リシュタイナー撮影ドキュメンタリー写真
会 場 : 国立ギメ東洋美術館・別館パンテオン・ブディック、ボアゼの間
住 所 : 19 Avenue d’Iena 75016 Paris (地下鉄9番線、Iéna駅)
開催期間 : 2012年3月10日〜4月15日 火曜日を除く毎日
時 間 : 10時〜17時30分
入場無料
www.guimet.fr
www.expoishinomaki.com
日本を襲った震災から1年を迎えようとするこの3月、ギメ東洋美術館にて、
3,000人以上の住民の命を失った石巻市を代表する地方紙、石巻日日新聞により震災直後に作成された手書き壁新聞をヨーロッパで始めて公開・展示します。
また併せて、この小さな新聞社の記者たちかとのような状況の中て任務を果たしたのかをより明確に伝えるため、 在日フランス人写真家が捉えた当時の石巻市のドキュメンタリー写真を展示します。
【壁新聞作成の背景】
3月11日のマグニチュード9の地震の直後、石巻日日新聞社も大津波の被害を受け、輪転機の使用も不可能な 状態に陥りました。しかしながら、記者たちは自らが被災しなからも情報の媒介者であるという立場を貫き、スタッフ全員が連日集結して手書き壁新聞を作成。そして最新の確かな情報を市民に伝えるために、 避難所や被害か少なかった地域に貼り出しました。 その後、この石巻日日新聞の決断と行動は日本中に知れ渡り、非常時における報道のあり方について論議を巻き起こしました。
【壁新聞のその後】
・2011年5月:ワシントンのニュース・ジャーナリズム博物館ニュージアムに展示、永久保存
・2011年9月:国際新聞社編集者協会より特別褒償受賞
・2011年10月:菊池寛賞受賞
主 催 : フランス国立ギメ東洋美術館
共 催 : ズーム・ジャポン / エスパス・ジャポン
協 賛 : クリストフ・モンテロ (コワファースト・パリ・プライベートサロン・マレ)
国際ロータリークラブ・ストラスブール南部
協 力 : 石巻日日新聞社 / 欧州ヤマト運輸 / KIRIN / FOODEX / MAGENTA COLOR CYZARO / JAPONAIDE / パリの日本語新聞オヴニー / うの=ノレ・ゆきえ / 佐伯=カルバルデュール・正子
春の試飲会 at LMDW Fine Spirits – La Maison du Whisky
日本のウイスキー、酒、スピリッツを再発見
パリ左岸、ファッションウィーク期間中で賑わう6区Odéon界隈。このオデオン交差点の一角、数年前まで有名なフローリストがお店を持っていたお店の跡に約一年半前にオープンしたのがこの「LMDW Fine Spirits」。世界じゅうのウイスキーとスピリッツ類が一同に介している、さながらお洒落なウイスキー博物館です。
お店は地下・地上階・1階の3フロア構成。アルコール類の販売の他に、1階にはウイスキーとウイスキーを使ったカクテルを楽しめるカウンターもあります。ウイスキーを使ったカクテルのスペシャリストもいらっしゃるそうです。窓からオデオンを行き交う人を眺めながら、まずは一杯。
私はウイスキーをほとんど飲んだことがないと言うと、宮城峡12年を試飲させて下さいました。思ったよりも軽い口当たり、温度によって立ち上る香りの華やかさはちょっと癖になりそうな予感です。
この「LMDW Fine Spirits」では2012年3月の一ヶ月間、日本のお酒の売上の中から5%をJAPONAIDEを通し「Save The 東北の酒」実行委員会に義援金として寄付されます。また店頭にはJAPONAIDE募金箱が設置され、こちらも同じく義援金として寄付されます。
またこの期間に伴い、3月は毎土曜日に楽しい試飲会が催されます。 まず3日は「百年の孤独」でお馴染みの宮城県の黒木本店から焼酎と、沖縄の咲元酒造から泡盛「与那国」。日本の北と南がパリで出会います。
LMDW Fine Spirits
試飲会は毎週土曜13時から19時30分までです。
住 所
6 carrefour de l’Odéon 75006 Paris
(メトロ4・10番線Odéon下車徒歩1分)
Tel : 01 46 34 70 20
営業時間
月-水 10:30 – 20:00
木-金 10:30 – 21:00
土 10:30 – 20:00
試飲会スケジュール
2012年3月3日 – 焼酎と泡盛:
– 焼酎 (黒木本店 宮崎県)
– 泡盛 与那国 (咲元酒造 沖縄県)
3月10日 – 日本酒:
– 醸し人九平次 (萬乗醸造 愛知県)
– 獺祭 (朝日酒造 山口県)
– 田酒 (西田酒造店 青森県)
– カワセミの旅 (越の華酒造 新潟県)
3月17日 – ウイスキー:
– ニッカウヰスキー
3月24日 – 日本のリキュール:
– 梅乃宿酒造 奈良県
– 麻原酒造 埼玉県
– CHOYA 和歌山県
3月31日 – ラム:
– 小笠原のラム (小笠原ラム・リキュール 東京都小笠原村)
– Cor Cor (グレイスラム 沖縄南大東島)
ミニ丼. グラン丼 4
Mini Don Grand Don 第4弾、祭
日本の悲しい出来事から1年、 Mini Don Grand Donは、第4弾を「祭り」をテーマに開催します。村ばかりか日本の元気な心も奪ってしまったあの震災以前にあった、楽しい祭りの時間を思い出しましょう。
Mini Don Grand Don は、日本への支援を目的に、世界中からアーティストを招いて、それぞれの「心によぎったこと」を自由に創作・発表してもらう団体です。このイベントを通して得る収益金は全額、スコップ団、そして新たにジャポネードが進めている「みんなの家」プロジェクトへ寄付されます。(スコップ団は、3月11日の津波被害を受けた地域の瓦礫処理を行いながら、被災者支援を行っているNPO です。)
Mini Don Grand Don第4弾は、日本の人々に苦悩ではなく、希望と喜びを伝えたいと願い、「祭」をテーマとします。
日本でスコップ団が主催する花火の打ち上げ日には、パリ会場にて花火の実況中継、イラストレーション展、エレクトロ・ミュージックのライブ、そして本やイラスト本の販売を行います。
また、3日間を通じて、ブティックスペース、ブックコーナーを設けます。
しかし、メインはイベントの最後を締める、3月11日18時からの来場者参加型のキャンドル・ナイトです。
日時 : 3月9日(金)〜11日(日)
時間 :
9日 18:00 – 22:00
10日 10:30 – 23:00
11日 15:00 – 18:00
☆11日18:00 キャンドルナイトスタート。ギャラリー出発。
場所 : Galerie Marais Ouest 12
住所 : 12, rue de Montmorency75003 Paris
※Mini Don Grand Donのスタッフによるイベント準備の様子は、ジャーナリスト 松永麻衣子さんのブログ『パリところどころ』に掲載されます。
MINI DON GRAND DON 祭
3月9日(金)18時〜 オープニングレセプション、エレクトロナイト
合同イラストレーション展
トマ・ブヴェレ
Izumi idoia
アントワンヌ・ベルトラン
アイ・アキヤマ
etc.
エレクトロ・ナイト
〜22時
入場料5ユーロ
19時:イクストロニク(XTRONIK)
20時:DJ フランク・ビンボータワー(DJ Frank Bimbo Tower)
21時 – GNG
MINI DON 祭の一日
3月10日(土) 10時30分〜23時
10:30〜23:00 – 音楽と舞台の祭の一日
日本流の朝食、子供から大人まで楽しめる舞台、そして夜のコンサートまで、
日本のいろいろな「日本の祭り」をお楽しみいただけます。
10:30 – 祭の屋台
朝ご飯として、 日本食を用意して、来場者をお迎えします。
11:30 – 紙芝居とサックス N°1
紙芝居:語り手、レイラ・フルノ。サックス伴奏、仲野麻紀
14:00 – 紙芝居とサックス N°2
紙芝居:語り手、レイラ・フルノ。サックス伴奏、仲野麻紀
16:00 – 落語
落語:出演、ステファン・フェランデーズ、シ・バラボルカ(三味線)
全日:祭
– 屋台コーナー(たこ焼き、チョコバナナ、ミニ丼、焼きそばなど)
– 日本の遊びコーナー
– 日本の書籍コーナー
– 駄菓子コーナー
– 東北物産品販売コーナー(Arts to Hearts )
エレクトロニック・ナイト
入場料5ユーロ
20:00 – クラウドベリー(Cloudberry)
21:00 – HYPO & EDH
22:00 – クミソロDJ カラオケ(Kumisolo DJ karaoké)
祈念日
津波から一周年
3月11日(日)15時〜18時(18時よりキャンドルナイト出発)
15:00 – 中村江里子によるこどものための朗読
16:00 – 18:00 – おやつとドリンクバー (アルコール含む)
午後(随時):スタンドと販売コーナー
– 書籍販売ー日本文学、美術本、児童書
– 日本食スタンド(ミニ丼、たこ焼き、チョコバナナ、焼きそばなど)
– 駄菓子コーナー
18:00 – キャンドル・ナイト出発
Mini Don Grand Don スタッフと共に、灯をともしたキャンドルを持って
パリ市内を歩くキャンドル・ナイトにご参加ください。
東日本大震災一年後のパリ追悼集会
発起人:パリ在住邦人有志 代表:高田賢三
世界中の日本人、今までご協力くださった世界の 方々と心を一つにして、あの日を今再び思い出し、鎮魂と日本の未来を祈りたいと思います。
3月9日(金) 場所:ノートルダム寺院
17時45分〜18時15分 | 日本へのお祈り VEPRESという夕方のお祈りを日本への祈りの時間としていただきます。 |
---|---|
18時15分〜19時 | 通常ミサ |
19時〜19時30分 | 佐渡裕さん指揮のスーパーキッズオーケストラによる鎮魂の演奏 |
http://www.notredamedeparis.fr/spip.php?article1313
3月11日(日) 場所:トロカデロ広場
日本時間14時46分18秒、フランス時間で早朝6時46分、第一回目の大地震が起きました。
同じ空の下、日本と同じ瞬間に黙祷をささげます。
午前6時 | 集合開始 |
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午前6時46分 | 黙祷(1分間) |
午前6時50分 | 参加者献花開始 |
午前9時前 | 自然散会 |
キャンドルはセキュリティーの関係上、ご遠慮ください。
みんなの家
「みんなの家」の建設に力を合わせよう!!
2011年3月11日、日本の東北地方はいまだかつてない激しい地震に襲われ、その数分後に大津波が押し寄せ、町や村が破壊され、多くの犠牲者と甚大な被害を被りました。震災後の多角的な支援により、復興に向けての第一歩としてプレハブ住宅の建設も進みました。しかし、震災から一年が経とうとしている今日も、大半の被災者の方々は未だに避難民として仮設住宅に暮らし続けているという現実もあります。仮設住宅での無味乾燥な暮らしの中に、今こそ、お互いにコミニュケーションをとり、未来への希望を分かち合う場所が必要とされています。この切実な願いに応えて、建築家・伊東豊雄氏が仙台に〈みんなの家〉を建設することを決意され、くまもとアートポリス(熊本県)の支援を得て、昨年秋に完成しました。
そして今、若手建築家、乾久美子、藤本壮介、平田晃久の3氏が加わり、新たな家が陸前高田に計画されている他、今後、仮設住宅の集まっている各地域に「みんなの家」を一軒ずつ建築していこうという構想があります。
伊東豊雄氏をはじめ、山本理顕、内藤廣、隈研吾、妹島和世の5氏ら日本の著名な建築家が率いる「帰心の会」が運営するこのプロジェクトの遂行のためには、今、改めてわたしたち皆の力が必要です。仏語月刊雑誌〈ZOOM JAPON〉はこのプロジェクトに賛同し、読者をはじめ、より多くのフランス在住の方々に、陸前高田の〈みんなの家〉建設に要する資金5万ユーロ(約500万円)を集めるためのキャンペーンを開始しました。(5ユーロから)
陸前高田の〈みんなの家〉建設のために皆様から寄せられた募金は、
NPO 「Japonaide (ジャポネード)」を介して、全額「帰心の会」に送られます。
このプロジェクトにご協力いただける方は、
小切手の宛先に ASS JAPONAIDE と記入の上、
Zoom Japon
Opération Maison pour tous
12 rue de Nancy 75010 Paris
までお送りください。
佐渡裕 311 ユネスコ・コンサート
震災から一年、パリ・ユネスコ本部に国際的に活躍する指揮者・佐渡裕氏を迎えて贈るメモリアル・コンサート
復活の音を奏でる日-2012年3月11日
指揮者に佐渡裕、ソリストにピアノ辻井伸行、ヴァイオリン周防亮介の各氏を迎えての特別なひととき。
フランスを拠点とする名門オーケストラの団員を中心に精鋭たちによって編成された、この日だけのスペシャルなオーケストラ「ジャポネード・オーケストラ」、そして日本からは佐渡裕氏自らが率いる「スーパーキッズ・オーケストラ」の出演です。
祈りと鎮魂、そして復興と再生への願いへ。東日本大震災から一年のこの日、再びパリから思いをひとつに。
日時 : 3月11日 (日) 14時開場(会場ロビーにて東北復興写真展を開催いたします) 15時開演
場所 : ユネスコ第1会議室 Maison de l’UNESCO salle I
住所 : 125, avenue de Suffren, 75007 Paris (Métro : Ségur)
料金:一般30ユーロ、学生20ユーロ ※チケットの売り上げは全額被災地の東日本大震災子ども支援 ユネスコ協会就学支援奨学金 及び 石巻 明友館に寄付されます
チケットはfnacで販売中です。
前売りのみで当日券はございませんのでお早めにお求めください。
※未就学児の入場はご遠慮ください
プログラム
- 第1部
スーパーキッズ・オーケストラ- バッハ:管弦楽組曲第 3 番ニ長調 BWV1068 より 第 2 楽章《Air》(G 線上のアリア)
- 芥川也寸志:トリプティークより 第1楽章:アレグロ
- チャイコフスキー:弦楽セレナードより 第3楽章:エレジー、ラルゲット・エレジアーコ
- レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲より「パッサカリア」
- ウィーラン(ヤニック・パジェ編曲):リバーダンス
- ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11 より 第2楽章:ロマンス:ラルゲット
ピアノ:辻井伸行
- 第二部
- ベートーヴェン:「エグモント」序曲 Op. 84
- チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
I. アレグロ・モデラート II. カンツォネッタ アンダンテ III. フィナーレ アレグロ・ヴィヴァーチッシモ
ヴァイオリン:周防亮介 - ラヴェル:ボレロ
- 岡野貞一(山口真希子編曲):故郷(ふるさと)
佐渡裕 プロフィール
故レナード・バーンスタイン、小澤征爾に師事。1989年、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。現在ドイツ、フランス、イタリアなどを中心に世界中のオーケストラを多数指揮。2011年5月にはバイエルン国立歌劇場管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にデビュー。国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラ首席指揮者も務める。「題名のない音楽会」(テレビ朝日系列局/毎週日曜日9:00放送)の司会者としても人気を集めている。
阿部加奈子 プロフィール
大阪生まれ、パリ在住の指揮者。東京芸術大学音楽学部付属音楽高校、東京芸術大学音楽学部作曲科を経て、パリ国立高等音楽院入学。6つのクラスで学んだ後2002年に日本人として初めて同音楽院の指揮科に入学し、指揮法をZsolt Nagy, Peter Eotvös, Jànos Fürst等に師事。在学中に現代音楽アンサンブル「Multilatérale」を創設し音楽監督に就任。現在までにフランスを始めとするヨーロッパ諸国で既に80作を超える新作初演の指揮を行う。2008年から2009年にかけてモンペリエ国立歌劇場の副指揮者。これまでにモンペリエ国立管、リール国立管、ロレーヌ国立管、ニース響、パドルー管、チューリッヒ歌劇場、ライン国立歌劇場などと共演。
辻井伸行 プロフィール
1988年東京生まれ。98年、10歳の時に、大阪センチュリー交響楽団と共演しデビュー。2000年9月にはサントリーホール小ホールでソロ・リサイタル・デビュー。05年10月、第15回ショパン国際ピアノ・コンクール(ワルシャワ)に最年少で参加し、「批評家賞」を受賞。09年6月に米国テキサス州フォートワースで行われた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで日本人として初の優勝を飾った。以後、国際的に目覚しい活動を続け、11年11月10日にはカーネギーホール主催によるリサイタルが高い評価を受けた。12年5月、フィルハーモニア管弦楽団の定期演奏会でロンドン・デビューの予定。
07年10月、エイベックス・クラシックスよりCDデビュー。以後、継続的にCDを発表。
増山真佐子、川上昌裕、川上ゆかり、横山幸雄、田部京子、干野宜大各氏に師事。11年3月、上野学園大学演奏家コースを卒業。2009年、文化庁長官表彰(国際芸術部門)。2010年、第11回ホテルオークラ音楽賞及び第1回岩谷時子賞受賞。
オフィシャル・サイト http://www.nobupiano1988.com/
周防亮介 プロフィール
1995年生まれ。7歳からヴァイオリンを始める。2008年、中学1年のときに全日本学生音楽コンクール全国大会第3位、京都市交響楽団と共演(大友直人指揮)。2009年、クロスター・シェーンタール国際ヴァイオリンコンクール(ドイツ)にて第1位およびヴィルティオーゾ賞とEMCY(青少年のための音楽コンクール欧州連合)賞を受賞。2010年、ダヴィッド・オイストラフ国際ヴァイオリンコンクール(モククワ)で最高位およびスポンサー特別賞を受賞、国際音楽祭ヤング・プラハ(チェコ共和国)より日本代表として招聘されプラハ室内管弦楽団と共演。2011年、東京音楽コンクールで第1位および聴衆賞を受賞。現在、東京音楽大学付属高校1年特別特待奨学生として在学中。
スーパーキッズ・オーケストラ
兵庫県立芸術文化センターが2003年、小学生から高校生までの弦楽器だけのオーケストラとして創設。兵庫県立芸術文化センターの芸術監督である指揮者・佐渡裕が同オーケストラの芸術監督を兼任し、毎年、全国から集まったトップクラスのジュニア演奏家をオーディションで選抜、合同練習や夏合宿そして本番公演を通じて指導している。演奏技術を磨くだけでなく、「音楽」ができることの幸せを子どもたちと共有することを主眼に置く佐渡裕は2011年、東日本大震災で壊滅的被害を受けた釜石市根岸海岸にてミニコンサートを実施するなど、かけがえのない音楽体験をともに積んできた。世界で一番輝くオーケストラ「スーパーキッズ・オーケストラ」を目指し、今回のパリでの演奏会で海外デビューを果たす。
ジャポネード・オーケストラ
「Orchestre JAPONAIDE」は東日本大震災勃発後フランス国内外で活躍する演奏家によって特別に結成されたオーケストラ。
パリの4大オーケストラであるパリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、パリ国立歌劇場管弦楽団をはじめ、佐渡裕氏が首席指揮者を務めたラムルー管弦楽団、名門コロンヌ管弦楽団、コンセール・パドルーの各オーケストラの有志たち、フランス国立高等音楽院の学生、そしてフランスのみならずヨーローッパ各地からも錚々たる演奏家たちがこのオーケストラの趣旨に賛同し、2012年3月11日のメモリアルコンサートのメンバーに名を連ねる。
ジャポネード合唱団
2011年4月10日にユネスコ本部国際第一会議場にて行われた「東日本大震災チャリティー演奏会」のために、フランス国内外で活躍する声楽家やラジオ・フランス合唱団の有志を中心として結成された「Chœur JAPONAIDE」。4月10日の演奏会では、Chœur JAPONAIDE のリードのもと、客席と共に唱歌「さくら」「ふるさと」を大合唱。会場が被災地への熱い思いに包まれた。
共催 : ユネスコ職員組合(AIPU), パリ日本文化会館, ジャポネード
後援 : ユネスコ日本政府代表部, 在フランス日本国大使館
協賛 : JAL, Canon France, 笹川日仏財団
協力 : 兵庫県立芸術文化センター, 公益財団法人日仏会館, AVEX CLASSICS INTERNATIONAL, 東京音楽大学, パリ国立高等音楽院, Labo love Japon, パリ小町
東北復興写真展 : 東北復興写真展実行委員会, 東京外国語大学, 河北新報社, Canon France, 株式会社シミズオクト
パリ・ジュテーム #2
日時:2月14日 (火) 〜2月28日 (火)
ヴェルニサージュ:2月14日 (火) 20時(ジャポネードバッジを販売します)
場所:Le Bougnat
住所:28 rue saintonge Paris 75003
PARIS JE T’AIME?
2月14日より北マレで『PARIS JE T’AIME』と題したアートシリーズ展を開催します。
アートシリーズ展について
大都市に、心を打つような出会いのある場所を生むことができるのか?アートは、心を震わせるだけではなく、心を通わせる媒体となり得るのか?アーティストは都市生活を彩るファクターなのか?パリは、はたして映画で描かれるような恋人たちの街なのか?
2月14日から28日までの間に北マレ地区で開催されるアートシリーズイベント、『PARIS JE T’AIME』。従来のギャラリー展示の枠を超え、よりパリの住人に身近に感じてもらえる展示を行います。参加アーティストがそれぞれの「愛」に対する考えを披露し、見る人の心を打ちます。恋人たちにはロマンティックな場を、まだ運命の人を探している人たちには出会う機会を…。愛や情熱、そして好奇心が、アートとの素晴らしい出会い とフュージョンします。
『Quel est donc ce lien entre nous cette chose indéfinissable ? Où vont ces destins qui se nouent pour nous rendre inséparables ?(言葉では言い表せないこの感覚はなんだろう。二人を結ぶこの運命は、どこに続くのだろう。)』Feist – 映画「Paris Je t’aime」より
詳細
展示場所となる北マレ地区の通りには、イベント開催スタート時に、ハートマークが現れます。開催期間中のショップやギャラリー、パリ市公共スペースからの参加も大歓迎です。
PARIS + JAPON = PARIS JE T’AIME 2
2年目の開催となる今年、パリ・ジュテームは、2011年3月11日の震災に想いを捧げます。様々なタイプの写真や映像、グラフィック、イラストなどを紹介してきたパリ・ジュテーム2実行委員会の今回のテーマは、日本。3名の日本人アーティストが、パリジャンの心を開きます。
詳細 : www.facebook.com/pages/Paris-je-taime-parcours-artistique-en-forme-de-coeur/120978844637251
みらい~大震災の津波を越えて,希望へ
11月15日火曜日より2日間にわたり、パリ6区の市役所にて在仏NPOプロジェクト「ミライ」による国際協力週間イベント「みらい~大震災の津波を越えて,希望へ」が行われました。
被災した子ども達に、被災地から遠く離れて現地へ赴くことも出来ない者たちが、それでも何らかのかたちで支援を行いたいという思いで作成された絵本「ミライ ─ はねをひろげて / Milaï-des ailes pour l’avenir」。
この本を被災地の子供たちへ贈るとともに、宮城県女川市の現地の様子を撮り収めた写真をご覧頂くことで、ご来場の方々に被災地を少しでも身近に、そして東日本大震災/津波被災者の方々に希望のことばを伝え続けることの大切さを感じていただくためのイベントとなりました。
会場では「おりがみ」や「マンガ」「毛筆」に「指圧」ブースも設けられ、ご来場下さった方々に日本文化を体験していただきました。
初日には、パリの子ども達が「ミライ」の本の中から選んだ言葉を朗読発表し、ポール・クローデル、ベルナー・コモン氏の作品から抜粋された詩の朗読、続いて岡崎ジュンコさんによるモーリス・ラベル Miroirs より「ピアノ・コンサート」。
さらに写真家の鈴木マユミさんと木村愛さんによる「被災地の今後」をテーマにディスカッション、最後に和太鼓「真」による迫力あるコンサートでしめくくられました。
日本の文化に触れることにより、フランスの子ども達が遠くにいる日本の友達を思う機会になったのではないでしょうか。
このイベントで本の販売のほか、ジャポネードバッジ及びLABO LOVE JAPONサブレの販売を2日間行いました。
本の売り上げ518.00ユーロと募金箱に入れて頂いた53.61ユーロの合計571.61ユーロは主催者「みらい」様のご意向により日本赤十字へ義援金として寄付、グッズ売り上げ398.00ユーロの内、109.50ユーロは日本へ本を送る費用、残り288.50ユーロは主催者様とLABO LOVE JAPON様のご厚意により活動経費に充てさせていただきました。
会場に足を運んで下さった方々をはじめ、ご協力くださったみなさま、どうもありがとうございました。