8.ボランティアのあり方とは?
被災地ボランティアに入るにはさまざまな方法があり、個人で行って各地のボランティアセンターから仕事をもらう「自己完結型」と、私のように団体を通して活動する方法、そして最近増えているのは週末を使った、または観光名所や温泉入浴なども含めた「ボランティアツアー」です。このツアーはもしかすると一見安易に思われるかもしれませんが、今後長期的な継続を考えると、こうした行きやすさも大事だと思います。
というのもこうしたツアーは観光客の減ったホテルをベースとし、ボランティアをしつつ地元に少しでもお金を落とせるわけですし、ツアーでの経験をまた違う人に話すことで、震災を「過去のこと」にしない役目も果たせるとも思うからです。